吹田市岸辺の歯医者で歯科治療(歯周病・矯正)、
インプラントなどのご相談をするなら松本歯科医院
口の中には、唾液が必ずありますよね。
ないとカラカラになって困るし、緊張しすぎる時は少し邪魔に思えたり、、、
今回はそんな唾液のお話です。
唾液はそもそも、三大唾液腺である「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」から主に分泌され、口腔内には常に2~3ml存在しています。
その働きは、食事時に分泌され、唾液アミラーゼなどの消化酵素を多く含み消化を助けたり、粘膜を覆うことで傷つくことを防ぎます。
また、緩衝機能により口腔内を中和し、う蝕予防の働きをしたり、う蝕の原因菌や、体内に侵入しようとする病原菌を殺菌したり、侵入を防いだりする効果があります。
食事などをして口腔内が酸性になるとエナメル質が溶解してう蝕に繋がる原因になります。
唾液には重炭酸塩やリン酸塩といった成分が含まれており、酸性に傾いた口腔内を食後30分程度で食前のpHに戻し、う蝕を防ぐ効果もあります。
なかなか重要な働きをする唾液ですが、唾液の分泌を促すには、どうすればいいでしょう?
歯ブラシにより、口腔粘膜や舌など口腔内全体をマッサージするように磨くと唾液分泌が促進されます。
よく噛んだり、大きな唾液腺がある部分をマッサージすることも効果的です。
また、舌を出したり引っ込めたりする動きや、円を描くような動きをすることで舌の周りの筋肉を鍛えることができます。
梅干しなのどの食品も唾液が出やすうなることは、みなさん経験済みかもしれません。
規則正しい生活を送り、自律神経のコントロールをよくすることも重要です。
※参考:
・公益財団法人 8020推進財団「だ液の神秘とそのパワー」
唾液って、普段当たり前に分泌されていますが、いろいろな働きがありますねぇ。
効果的にむし歯予防をしていきたいですねぇ。