吹田市岸辺の歯医者で歯科治療(歯周病・矯正)、
インプラントなどのご相談をするなら松本歯科医院
天然歯が失われた後に、歯槽骨にチタン製の人工歯根(インプラント)を植え込んで、かぶせを行っていく治療法です。植立する部位に歯槽骨が十分にある場合は、一回目に人工歯根部(インプラント)埋入手術を行います。数か月後、オステオインテグレーション(インプラントの素材であるチタンと歯槽骨とが結合すること)した後、2回目にインプラント上部(アバットメント)を取り付けます。
ただ、植立する部位に十分な歯槽骨がない場合、GBR(骨造成)を行い、骨を造成することが必要になります。
むしろ歯周病で歯が失われた場合は、天然歯がぐらぐらになってしまうほど、歯槽骨が破壊されているため、GBR(骨造成)が必要になることが多いです。
各手術は、局所麻酔で30分程度です。もちろん日帰り手術です。その後は、通常の補綴(かぶせ)治療同様、かたどりを行い、かぶせをセットします。そうすることで、歯が失ったところに、あたかも歯根があるように、かぶせることができるのです。
可能です。ただ、前のQでも書きましたが、歯周病で天然歯がぐらぐらになり喪失した歯槽骨は、インプラントを支えることができないので、歯周病で減った歯槽骨を造成する手術(GBR)から行う必要があるため、かぶせまでの期間が1年以上かかります。
正しく歯周病のケアをすれば可能です。
ただ、意外に御存じない方が多いのが、インプラントが問題なく植立できても、その後に、歯周病(インプラント周囲炎)が起こり、インプラントがぐらぐらになり、喪失するリスクがあります。しかも、インプラントをする部位の歯が、喪失した原因のトップは歯周病です。つまり、もともと普段の歯磨きでプラークコントロールをすることが苦手な部位に、インプラントでかぶせを復活させますので、二度と歯周病(インプラント周囲炎)にしないことが絶対不可欠になります。インプラント植立後は今まで以上に、歯周病管理が欠かせないということですねぇ。
いえ、初期の歯周病(インプラント周囲炎)は気づきにくいこともおおいです。むしろ自覚症状があってからでは、遅いときもあります。よくお聞きするのが、「歯磨きの時に少し血が出るだけで気にならない」とおっしゃる方が要注意です。
松本歯科医院では、インプラントを行う前に、インプラント周囲炎等のリスク・インプラント植立後の定期的な通院でのケア(歯周病のケアやレントゲンでの確認)と自宅でのプラークコントロールの必要性をしっかりと説明を行っております。
インプラント治療って、インプラントを植立するだけでなく、むしろ、インプラントを植立してからその後のケアを続けていく、治療だと考えております。何十年後にも御自分の歯とインプラントが残せたら素晴らしいことですね。
松本歯科医院では、インプラント治療も行いながら、末永く美味しいものを食べれる、歯っぴーらいふを応援します。