吹田市岸辺の歯医者で歯科治療(歯周病・矯正)、
インプラントなどのご相談をするなら松本歯科医院
当院院長は卒後、大阪大学歯学部第一口腔外科で抜歯等口腔外科の技術を研鑽しましたので、
口腔外科疾患も当院で診断もしくは処置が可能です。
親知らずも含め難症例や、さらに詳しい検査が必要な場合は、
連携先である吹田徳洲会病院歯科口腔外科、吹田済生会病院歯科口腔外科、
南千里済生会病院歯科口腔外科や大阪大学歯学部病院口腔外科宛に紹介も行っております。
はい、親知らずや埋もれてしまった歯も、当院で抜歯可能です。
ただ、親知らずの生え方をレントゲン等で診査し、受診時当日には抜歯できないこともありますので、御了承ください(とくに下顎の親知らず)。
難しい親知らずや当院の手術日程と合わない場合は、、連携先である病院歯科口腔外科宛に紹介もしております。
レントゲンや視診で横向きに生えている親知らずの抜歯は、難易度が高いです。
抜歯の方法は、まず麻酔を行った後、親知らずのまわりの歯肉を切開し、抜歯する親知らずをみえるように(さわれるように)して、直前の歯に当たっている親知らずの歯冠部分を切断します。そして、歯冠部分と歯根部分を順番に抜歯します。
最後に切開した歯肉を縫合して終了します。
これをお口の中で行うのでなかなか大変です。大体処置時間は20-30分です。
注意事項は、外科的に歯肉を切開縫合したりするので、術後1週間ほど、お顔が腫れたり、あおたんができたりします。
もちろん痛みとか出血も続くときがあります。
一番重要なのが、下顎の中、親知らずの歯根のすぐ下には、血管や神経(下歯槽神経)が走行しており、親知らず抜歯後に下顎~口唇にしびれや麻痺(知覚異常)が生じることがあるのです。
知覚異常が出現する確率も数%で、たいてい2-3か月で治る方が多いのですが、親知らず抜歯前には、これら注意事項をきちんと説明しております。
レントゲンで、難症例と判断した場合は、連携先病院にて、CT撮影後の抜歯をお勧めすることもあるのです。
耳の手前には、顎の関節があります。顎関節が、開け閉めの時に痛くなる、音が鳴る、もしくは開け閉め出来ない症状を顎関節症といいます。原因としては、顎関節の関節円板という軟骨の位置がずれていたり、関節の変形や関節の周りの筋肉に炎症が起きていることがあります。
当院ではまず保存的に症状の改善を図り、長期化する場合、もしくは難症例の場合は、MRI検査や外科手術が必要なこともありますので、連携先病院に紹介も行います。
唇や舌、頬の粘膜の下には 唾液を出すたくさんの小唾液腺(しょうだえきせん)があります。米粒くらいの大きさで、口のなかの粘膜をいつも湿らせておくという役目があります。
下口唇を咬んでしまったり、歯列不正などにより歯の先端が当たることを繰り返しているうちに、小唾液腺からの導管(どうかん)が傷ついて、分泌される粘液の流出障害によって周囲の組織中に粘液が溜まってプクっと膨れる、これを粘液のう胞といいます。
当院で処置もしくは、紹介させていただきます。
お口の外傷(口唇口腔粘膜の裂傷・歯牙脱臼破折・顎骨骨折)は、なるべく予約外でも対応するようにいたしております。
外傷の程度により必要があれば、紹介もしくは、直接総合病院歯科口腔外科受診を勧めさせていただきます。
口腔粘膜、とくに頬粘膜や舌、ときには歯肉にみられる白い角化性の病変で、こすっても剥離しないものをいいます。
白板症は、前癌病変といい、将来癌化する可能性を秘めた病変です。
口腔白板症の癌化率は4.4~17.5%と報告もされています。
組織を一部採取し、組織診断を行ったり、診断後癌化しないかの経過観察が必要です。