岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

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有病者歯科

血圧が高めの方

歯科治療は、痛みに対する不安や恐怖心でどうしても血圧が予想以上に高くなることがあります。
高血圧のお薬を飲まれている方の処置を行う場合、必要があれば血圧を測定しながら行います。

以前は、血管収縮力の弱い麻酔薬での治療が推奨されていましたが、麻酔効果が弱く、逆に血圧が上昇しやすいため、通常の麻酔薬で治療を行っております。

ちなみに、松本歯科医院が予約時刻の5分前に御来院いただくことを皆様にお願いしているのは、予約時刻ぎりぎりにあせって、走ったりして御来院された場合、血圧や脈拍が上がっている状態で治療に移るのは、年齢に関係なく、良くないと考えているのも一つの理由です。

どうしても歯科医院とは怖いイメージがありますので、、、
院内のカラーリングを暖色系にしたり、流行の音楽をかけたり、、、、
スタッフと共に優しい声をして、、、
血圧が高めの方にも高くない方にも、リラックスした状態で治療を受けてほしいと配慮しております。

糖尿病の患者さま~当院院長は日本糖尿病協会登録歯科医です~

厚生労働省の平成14年糖尿病実態調査によると、糖尿病の罹患が疑われる人、罹患を否定できない人を合わせると、1620万人となるそうです。
この数は、成人の5-6人に一人が、糖尿病患者もしくは、その予備軍であることを意味しています。

糖尿病になると、合併症を発症することがありますが、その一つに、歯周病が問題になることがあります。

糖尿病になると、好中球機能低下、微小血管障害、コラーゲン代謝障害等によって、易感染性(感染しやすい)や創傷治癒不全(傷の治りが悪い)が起こりやすい、歯周病が重篤になりやすいことが考えられます。

また、一方、歯周治療によって、糖尿病の検査値(HbA1c等)が改善する場合があるそうです。
糖尿病と歯周病、互いに影響することが示唆両疾患とも、治療をおこない、治癒もしくは、病状の安定を図ることが大事です。
さらに、糖尿病患者さんを歯科治療行う際には、抜歯や観血的治療(出血を伴う治療)の場合、感染しやすい、ということを留意して、術前に抗生剤投与などを考える必要があります。

松本歯科医院は、糖尿病の注意事項を熟知し、日本糖尿病協会登録歯科医師となっております。
受診の際は、お薬手帳と共に糖尿病手帳もお出し下さいね。

骨粗しょう症の患者さま

骨吸収抑制作用を持つビスフォスフォネート製剤を服用中の方の抜歯後に、粘膜・皮膚に骨が露出した状態、顎骨骨髄炎・顎骨壊死が生じることがあります(薬剤関連性顎骨壊死:MRONJ)。
初期では無症状ですが、進行すれば顎の痛みや排膿、顎骨の欠損になります。

ですから、骨粗しょう症の方の抜歯は注意が必要ようで、どうしても抜歯が必要であれば、抜歯前後に抗生剤の点滴を行い、極力抜歯後の骨髄炎、骨髄壊死の予防を図り、CT等で経過観察を行う必要があります。

現在では、主に吹田徳洲会病院歯科口腔外科にて、一泊入院下にて、骨粗しょう症の方の抜歯を行ってもらい、患者さまからも、安心して抜歯が行えた、吹田徳洲会病院歯科口腔外科の先生が非常に優しく丁寧だったとのお声をいただいております。

緊急対応

歯科医院の不安・恐怖心や、もともとの持病を配慮しての治療を行っても、なにか緊急事態が起こる場合を想定して、松本歯科医院では、血圧測定器やパルスオキシメーター以外にも、AED(自動体外式除細動器)やエピペンを設置して、患者さまの安全をお守りいたします。

松本歯科医院は、必要な場合、大阪大学歯学部附属病院、吹田徳洲会病院、千里済生会病院、吹田済生会病院、吹田市民病院、国立循環器病院、他開業医院との連携を行って、有病者の方の治療を行っております。