吹田市岸辺の歯医者で歯科治療(歯周病・矯正)、
インプラントなどのご相談をするなら松本歯科医院
今回は歯の構造をみていきます。
まず、歯の頭の部分、歯冠の表面は、エナメル質です。
リン酸カルシウムが結晶を作りハイドロキシアパタイトという結晶構造になっています。
人体で最も硬い組織ですね。
歯の内部のところは、象牙質です。
エナメル質と同じく、ハイドロキシアパタイトも含んでいますが、エナメル質よりは硬度が低いです。
それでも骨よりは硬いです。つまり、象牙質が口腔内に露出していると虫歯になるスピード?・頻度が高くなるということですね。
根っこ、歯根部の表面はセメント質で覆われています。
象牙質の成分に似ていますが、歯の硬組織の中では一番柔らかい組織です。
なので、象牙質同様、セメント質が口腔内に露出すると虫歯になりやすくなります。(根面う蝕)
歯の内部、真ん中のところには、歯髄:歯の神経と血管があります。
歯には血流があるので、歯も外部刺激に対して第二象牙質を作って防衛したり、
神経があるので、知覚過敏やむし歯で痛くなったりします。痛いの嫌ですね。
なんかこう歯をじっくり見ると歯磨きを頑張ろうと思われたでしょうか?
私も歯みがき頑張ります!
次回は歯の疾患についてです。