岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2026.01.15粘液嚢胞

前回は、大唾液腺の導管からの唾液逸出による病変でしたが、
今回は、小唾液腺の病変です。

 
小唾液腺は、口唇(くちびる)、舌、頬粘膜(ほっぺた)、口蓋粘膜(うわあご)にある唾液を作る組織です。わたしたちの口の中は、普段から湿っておりますが、小唾液腺と大唾液腺からの唾液分泌によるものです。

 
口唇(くちびる)を例にとると、中にちっこいブドウの房みたいな小唾液腺がいっぱいはいっていて、それらから口唇(くちびる)の表面に導管(パイプラインみたいなもの)がのびていて、産生した唾液を運んでいます。

そこで、口唇(くちびる)を咬んでしまった時、小唾液腺の導管が損傷して、途中で唾液が溜まり、そこで腫れることがあります。透明な唾液が溜まった状態なので、風船の中に水を入れたみたいになります。その状態で、傷ができると、溜まっていた唾液が流れ出て、しぼむ。傷が治るとまた唾液が溜まる状態になり膨らむ、このサイクルを繰り返すことがあります。

 
処置としては、損傷した小唾液腺を切除します。が、実際どの小唾液腺が損傷してるか目ではわからないので、ある程度予想で行うことになるので、原因の小唾液腺が除去できていなかったら、また再発することになります。

もし疑わしいものができたら、受診されることをお勧めします。  

最近の投稿

月別アーカイブ