民俗学とか人類学において、
日本人はどこから来たのかというテーマがいろんな観点から語られることがあると思います。
例えば、小舟やマングローブで海を渡ってきたルートや、
日本語と他の言語、慣習との共通点を見出したり、、、
個人的には、日ユ同祖論とか面白いなと思ったこともあります。
だいぶ前から、テレビでも扱われるようになった、分子人類学の観点から語られる本です。
父系遺伝のY染色体と母系遺伝のミトコンドリアDNAを調べます。
有名な話で、コロンブスがアメリカ大陸を発見したことにより、ヨーロッパの男性とアメリカ大陸の女性との子孫が産まれたわけですが、その割合が、Y染色体とミトコンドリアDNAの割合で判明したしたりするそうです。
科学が発展すると明らかになる事実にわくわくしますね。

わくわく