吹田市岸辺の歯医者で歯科治療(歯周病・矯正)、
インプラントなどのご相談をするなら松本歯科医院
近年、歯科治療に用いる金属に対してアレルギー性疾患を発症される方が増えてきています。
症状が進むと手のひらと足の裏に膿をもった発疹ができて再発を繰り返す、掌蹠膿疱症などが発症します。
軽度な場合は、皮膚の発赤、かゆみ、発疹等のアトピー性皮膚炎に似た症状を呈します。
口腔内にはびらんなどの粘膜炎が発症します。
アレルギーを起こしやすい金属ですが、ニッケル、コバルト、クロム、亜鉛等が挙げられます。
金、プラチナ、パラジウム等は金属アレルギーを引き起こしにくい金属です。
症状があれば、皮膚科を受診し、パッチテスト(皮膚反応試験)をされるとよいでしょう。
歯科での対処法は、アレルギーの出なかった金属に替える、もしくは金属以外の材質(合成樹脂やセラミック)に替える方法があります。
原因不明の皮膚症状があれば、歯科治療の金属アレルギーが原因である場合もあるので、皮膚科および歯科受診をされることをおすすめいたします。
歯と口の健康アラカルト 大阪府歯科医師会出版 より
歯ぐきからの出血は、昔から歯周病の危険信号と言われています。
最近の研究で、歯周病を悪化させる細菌が明らかになり、代表的には、ポルフィロモナスジンジバリスという難しい名前の細菌が明らかになってきています。(V型までタイプがあるうち、特にⅡ型が歯周病リスクが高いです。)
やっかいなことに、これら歯周病菌は歯垢(プラーク)内の一番奥に潜んでいて、うがいや簡単な清掃では除去できないために、歯周ポケットの奥まで清掃洗浄した上で、徹底的な歯磨きをする必要があります。
近年、これら歯周病菌は、血液中の鉄分を栄養源としていることがわかってきました。
そのため、歯ぐきからの出血を放置していると歯周病菌は血液をどんどん餌にしていきます。
そのため、歯ぐきからの出血を減らすことが歯周病治療には重要なのです。
歯ぐきからの出血を自覚されたら、歯科受診をおすすめします。
歯医者に行ってむし歯の治療を受けると、削った後の穴が思ったより大きかったと感じることがないでしょうか?
むし歯とは、むし歯菌といわれるミュータンス菌などの細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる現象です。
ミュータンス菌などは、個々の状態では非常に弱く生き延びにくいので、周りにネバネバとした物質を作り出し、その中に隠れて歯の表面にこびりつきます。
これが歯垢(プラーク、バイオフィルム)です。
一方、歯の構造は、外側はエナメル質という固い材質でできおり、その内側に象牙質という軟らかい材質になっていて、中には神経の部屋があります。
むし歯菌による酸の影響により、エナメル質が溶けるのにはかなりの時間がかかりますが、むし歯菌がエナメル質を超えて象牙質まで到達すると進行が速くなり、エナメル質の下に潜り込む形でむし歯が進行します。
そのため、むし歯の穴は小さく見えても、中では大きくなり広がって見えるのです。
定期検診は、むし歯や歯周病にならないよう、お手入れすることはもちろん、もしむし歯になっても早い段階での治療ができるという利点があります。
むし歯が中でおっきくならないでほしいですね。
例年の歯磨き指導で、吹田市立北山田小学校にやって来ました。
コロナの影響で、時期がずれたのです。
指導用DVDが不調で、結局、黒板を使っての説明をずっとさせていただきました。
20年ほど前、大学院生の時に、救命救急士の専門学校で、
2年間ほど解剖生理学を講義していたのを思い出しました。
まず、なぜ歯みがきをするのか、
むし歯と歯肉炎の話をして、
いつ、どのように、歯みがきをするのかを説明しました。
本来は、歯垢を染め出しして、ひとりひとりチェックするのですが、
コロナを考慮して、自宅で染め出しチェックしてもらう段取りを最後に説明して終わりました。
協力してくれた、前田先生、校長先生と聞いてくれた5年生のみなさん、ありがとうございました。
上手くしゃべれたかな?
12月は保育園での歯みがき指導です。
本日は、昼からことぶき保育園の歯科検診に出務してまいりました。
今年から初めて行きます。
開業してからはすぐに少し離れた北山田小学校の校医になりましたが、
今年からは、ことぶき保育園の園医も掛け持ちです。
保育園には通ったことがないですが、
0歳から5歳、6歳くらいまでのお子さんがおられます。
吹田市の検診にもいつも出務しているので、一歳半、3歳検診等で、
歯並びの発育変化にはなれていますが、
保育園の教室に入るのはドキドキです。
虫歯のある方は少なめですが、歯列不正や小帯異常についての相談がありました。
いつも、松本歯科医院に通われているお子さんも何人もいて、びっくりしました。
あとは、歯磨き指導にも行きますが、コロナに配慮して、
染め出し指導の代わりに、なにかビデオ的なもので指導できないか思案中です。
お子さんのむし歯は、なってしまったらもちろん早期の歯科受診が必要ですが、むし歯にならないよう、予防することも重要です。
ポイントは、飲食・間食の仕方、歯磨きです。
生後間もなくの赤ちゃんの口の中には、むし歯菌は存在しません。
成長につれ、スキンシップ生活習慣により、周囲の人間の口腔内から赤ちゃんへとむし歯菌が感染します。
3歳までにむし歯菌に感染しなければ、その後成長してもむし歯にはならないという説もあります。
むし歯菌に感染させないためには、3歳までは食べ物の口移しや噛んだものを与えない、お箸や食器の共有を避ける、という事も考えられますが、子どもの成長にはスキンシップも欠かせません。
少しでも感染リスクを低くするには、周囲の人間の口腔内のむし歯菌を減らしておくことも重要です。
むし歯になるので、間食を与えたくないという考えの方もおられますが、子どもの成長の上で間食も大切なので、食べる頻度・質・量を考えて与えて、だらだら食べることは避けましょう。
さらにフッ素塗布により、歯質を強化することも効果的です。
歯科医院でのフッ素塗布以外に、歯磨剤、洗口剤、ジェル等のフッ素含有物があります。受診した際に、御相談ください。
歯と口の健康 アラカルト大阪府歯科医師会より
たばこには4000種類以上の化学物質が含まれ、約200種類の有害物質、40-60種類の発がん物質が含まれています。
歯の二大疾患はう蝕(むし歯)と歯周病ですが、この歯周病の進行に喫煙が大きく関係していることが明らかになってきました。
たばこの煙が体に触れる最初の臓器が口ですので、歯肉などの口の粘膜はその中に含まれるニコチンなどの化学物質や一酸化炭素、熱などの刺激が直接加わりダメージを受けます。血管が細くなり血流が低下する、栄養酸素供給が低下する、病原菌に対する抵抗力が低下する、傷を治そうとする細胞の働きが低下するなど、歯周祖域にとって悪い条件が同時に発生し、歯周病を進行させてしまいます。
その結果、喫煙者は非喫煙者に比べ、数倍歯周病にかかりやすくなり、歯科医院で歯周病の治療をしても良い結果が得られにくくなります。
たばこを吸う方は早めに歯周病のチェックをおすすめしますし、タバコを止めることもおすすめいたします。
大阪府歯科医師会 歯と口の健康 アラカルト 歯の相談室Q&Aより
歯磨きの際に歯ぐきから出血することがあるでしょうか。出血の主な原因は歯ぐきの炎症です。
歯周炎とか歯肉炎といわれる疾患に陥った歯ぐきにブラッシングなどの刺激が加わると、比較的簡単に出血してしまいます。
重度な歯周炎や歯肉炎になり歯ぐきの状態が悪くなると、刺激が加わらなくても出血することがあります。
出血してしまうと恐怖心からブラッシングをしなくなったり、うがい薬だけで済ませたり、、、
そうなるとますます歯ぐきの状態は悪化してしまします。
出血の度合いにもよりますが、ブラッシング後すぐに血が止まるという事であれば、正しい方法でブラッシングにより歯ぐきの状態を改善し、出血を減らしていくことが可能であると考えられます。
歯ブラシの硬さや、仕方については、歯科医院を受診することをお勧めします。
また、普段飲まれている薬やご病気によっても出血しやすくなることがありますので、やはり歯科医院受診をおすすめします。
酸蝕症って聞いたことがありますか?
疫学調査によると罹患率は26.1%、約4人に1人が酸蝕症といわれています。
酸によって歯の表面がすり減り、なめらかになったり、歯の色の黄色みが強くなったり、歯のつやがなくなったり、奥歯がクレーター上に穴が開いたり、歯の先端がかけたりするのが酸蝕症です。
現在考えられる原因には、逆流性食道炎や過食症、アルコール依存による自発的反復性嘔吐による胃酸の影響がありますが、この場合は内科受診が必要になります。
最も多い原因は、酸性飲食物の過剰摂取によるものです。
酸性飲食物とは炭酸飲料、スポーツドリンク、ヨーグルト、酢、柑橘系果実、梅酒などがあります。
健康に良いと考え、日常的に摂取しているものが歯を弱める原因になることもあるので注意が必要です。
予防法は、酸性飲食物接種後、数回お水でうがいし、口の中の酸を洗い流してください。
かみしめ癖や磨きすぎが酸の影響と重なり、症状を著明にすることもあります。
心当たりのある方は受診をお勧めします。
大阪府歯科医師会 歯と口の健康 アラカルトより
まつもと