岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2024.08.01歯周病

前回は、歯肉炎のお話でした。今回は、歯周病についてです。

歯周病にはどんなイメージがありますか?

おそらく、歯ぐきが弱って、歯がぐらぐらになり、ダメになってしまう。
そう思われている方が、多いと思います。だいたいそんなかんじです。
歯垢(プラーク)中の歯周病菌により、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けていき、
しまいには、歯自体がぐらぐらになり、抜歯になってしまう病気なのです。

イラストには、健康な歯の状態と歯周病の歯の状態を比較して、描いています。

歯周病側は、骨(歯槽骨)が溶けて減っているため、歯ぐき(歯肉)の頂上との溝 = 歯周ポケットが深くなります。
そうなると、さらに歯垢(プラーク)が溜まりやすくなるため、
歯槽骨の吸収→歯周ポケットが深くなる、という負の連鎖が止まらなくなります。
歯槽骨が溶けてしまうと、歯を支えることができなくなり、歯がぐらぐらになってしまします。
歯周病怖いです。
減ってしまった骨は基本元には戻りませんが、それ以上減らないように、歯周病ケアをしていけば、
歯を抜くのを延期、もしくは、防止できることがあります。

定期的な歯科医院での歯周病ケアをおすすめします。

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